東京都合唱コンクールに参加を申し込んだ合唱団が感染症拡大などの外的要因によって、当日会場での演奏が出来なくなった場合、あるいは出来なくなることが予想される場合は、救済措置としてこの規程に基づき事前に収録した音源を提出し、審査を受けることが出来る。
1.音源参加の条件
- 所属する学校・企業・団体あるいは行政から参加を取りやめるよう指示・勧告を受けた場合。
- コンクール直前に合唱団内で感染者が生じるなどにより当日の出演が困難になった場合。
- 感染状況などの環境状況と団員構成（年齢、基礎疾患を有する者の存在など）を考慮して合唱団が出場困難であると判断した場合。
2.音源参加の要領
- 音源参加を希望する合唱団は、その理由を付して事務局に書面またはメールにより申し出る。
- 音源参加合唱団はコンクール参加日の１週間前までに録音音源を、４日前までに審査用譜面を事務局に送付する。
- 音源には、収録日、収録会場、演奏人員を記載した書面および人数確認のための収録時の写真を添付する。
- コンクールに参加申し込みした曲を通しで演奏し、収録するものとし、部分のつなぎ、多重録音、ピッチ修正などの編集をしてはならない。
ただし、外部環境音の除去など演奏のクオリティに影響しない修正は差支えない。 - 実行委員会は提出された音源を当該合唱団の出演順に会場の拡声装置により再生する。
- 審査員は客席の審査席で再生音声を聴いて審査する。
3.付帯事項
- この規程は、合唱団のコンクール参加機会確保のための救済を目的としており、会場演奏が困難になった場合には上記の提出期限にかかわらず実行委員会に申し出て協議することができる。
- 環境条件から合唱団が音源参加となる可能性があると判断した場合は早い機会に音源収録を行っておくことを推奨する。
