あい混声合唱団
指揮/相澤直人
中学生のために書かれた合唱曲、身も心もひとまわり大きくなったメンバーたちが「15歳のココロ」と現在の自分とを重ねながら音楽を紡いでいく姿が印象的です。幸せなひとときを共有させてもらいました。
気鋭の作曲家として作品が広く愛唱されている相澤直人さん。彼と一緒に音楽を続けたい、という高校時代の仲間の声がけで2007年に誕生したこの合唱団では、あえて自作以外のさまざまな作曲家の世界を旅するのが目下の方針だそう。やりたいことがたまたま一致して集まった仲間たち、まるで「部活」の延長のように楽しく歌っています。
(お知らせ)
取材の翌日、彼らはこの中学生のための曲集をレコーディング。中学校の教材CDだそうですが、先生方を通して全国の中学生の耳に届いたらいいなと思える素敵な作品と演奏です。ご興味ある方は「教育芸術社」までお問い合わせください。
(2016年8月 206号)