合唱団訪問 メンネルコール広友会

(指揮:中館伸一 ピアノ:物井彩)

練習の開始時間には、すでに来るべき人の9割以上が集まっていました。ゆっくりと身体のウォーミングアップから始まります。時々「うあ~」と声なき声が入るのはご愛敬。そして息の流れ、発声と続きます。

次に中館先生によるラインベルガー作曲「Messe in B」の練習。3月28日の演奏会に向けて、初のオルガン合わせが2週間後に迫っていました。曲が始まってその美しい声に驚かされます。柔らかく無理のない、表現力豊かな発声です。先生はこの日ピッチについては一切言及されませんでした。しかし不思議なことに先生の指示に皆がしっかり応えることで、ピッチまで神経の行き届いた歌い方に変わるのです。「絶対的な存在を感じながら」「天と地が共に喜んでいるように」「心が浄化されていくように」「聴いている人の血流が良くなるように」「一瞬の静寂の美しさを感じて」etc.。

マネジメント委員長の清水さんに話を伺いました。

(たくさんの機材がありますが⋯)YouTube限定配信を団員向けに行っています。広島や北海道在住の団員も。また、出席した団員も復習用に活用できるよう編集しています。コロナ禍、オンラインレッスンをいち早く取り入れ、自身も「自分からやめない、折れないこと」を目指しています。

中館先生からも伺いました。

団員の豊かな人生経験や、にじみ出る良質な人間性がそのまま出せるような曲を選ぼうとしています。伝えたいことは合唱が健康につながっていること、そして趣味を超えて生きることそのものであるということ。私は45歳になるまで先天性の肺機能不全があることを知らず、それくらい元気でした。歌うこと、合唱(指揮)が自分の身体を作っていたという証明であると確信した出来事です。それをたくさんの人に伝えたい。こんなに素晴らしい健康法は他にないでしょう?(笑)

メンネルコール広友会の「広」は広島大学が由来。東京に異動したOBが立ち上げ、創団メンバー2名がまだ現役で活動しています。本日、なんと新入団員が1名!歓迎の団歌多田武彦作曲「ディオニュソスの息子たち」が歌われました。