(指揮者:相澤直人さん 学生指揮者:須賀未佑薫さん・島田夏実さん)

新入団員の約半分は合唱未経験者。そうした新入生にとってのデビューステージとなるのが東京都合唱祭。今年で52年連続(!)という、合唱祭最多出場団体です。この日は、間近に迫った学園祭へ向けての練習。明治大学グリークラブ、早稲田大学グリークラブと共演し、黒人霊歌『Ride The Chariot』を歌うのが恒例だそう。

毎年5月の四大学女声合唱連盟演奏会と、12月の定期演奏会(今年が62回め!)が年間の2大イベント。60年以上の歴史を持つ名門合唱団として、毎年入学式では学園歌を歌います。その「カッチリとした伝統気質」から、ここ数年の間に、ごく自然に変化が起こっているそう。いい意味でユルく。「先輩方に叱られるかもしれませんが」と、言葉を慎重に選びつつも、責任者の近藤桃代さんが語ってくれました。練習場に行きたいな、歌いたいな、と日々思えるような居場所づくり。楽しみながら上手くなれる、そんなサークル。二人の学生指揮者がメンバーと議論し、試行錯誤を繰り返しながら練習を進める、その様子を見ていると、なんとなく言いたいことがわかるような気がします。

オープンキャンパスでは座談会形式で部のPRを。中高生の練習見学は随時、誰でも事前申し込みをすればOK。「待ってます!」とのことです。