1 参加資格
(1) 主として成人女性で編成された女声合唱団で、東京都合唱連盟に加盟している6名以上の女声合唱団。
なお、「主として成人女性」とは、「8割以上が高校生を除く18歳以上の女性」を指す。
また、男性の合唱メンバーの参加は認めない。
(2) 参加資格に違反した場合は出演停止あるいは表彰対象外とする。また、受賞を取り消す。
2 出演人数の変更
申込書に記入した出演人数に変更がある場合は説明会及び当日に申し出があり、参加料の追加払い込みがあったもので確定とする。
3 演奏曲目および演奏時間
(1)演奏曲について、権利者の許諾がなく次のような演奏がされた場合には表彰対象外とする。
○曲の一部の省略・加筆
○移調(オクターブの移行を含む)
○声部・伴奏楽器の変更・省略
○旋律の改編
○合唱ではない楽曲の合唱版編曲
変更を行う場合は権利者の許諾を受け、承諾書の写しを講評者用楽譜に添付しなければならない。
(2) 出場申し込み後の曲目変更は原則として説明会当日までとする。
(3) 演奏曲目に関して疑義がある場合は全日本合唱連盟の見解に従う。
※ 著作権を尊重する観点から、練習においても著作権法などで認められた正規の楽譜を使ってください。
(4) 演奏時間は、曲間を含めて8分以内とする。(曲数の制限はなし)。
(5) 演奏時間を厳守すること。制限時間を超過した場合は表彰の対象外とする。
また、全国大会への推薦資格を失う。
4 楽譜の確認
(1) 参加合唱団は演奏する作品の楽譜が正規のものであることを次のいずれかの方法で証明する。
【出版譜の場合】
○ 出演人数に相当する楽譜を購入したことを証明する販売者の納品書、請求書、領収書などを団体受付の際に提示する。
○ 楽譜の購入から相当期間経過していること、個人別の購入であること、などにより確証の提示ができない場合は合唱団集合の際に全員分の楽譜を提示する。
【コピー譜の場合】
○絶版の楽譜、未出版の楽譜、曲集の一部分などをコピーして使用する場合は著作者、出版社等の権利者の承認を得て、日本音楽著作権協会など著作権管理者の許諾を得たものに限る。提出するコピー楽譜の全てに権利者の承諾書の写しを添付する。承諾書の用紙は説明会で配布する。
著作権管理者が日本音楽著作権協会以外の場合もあるので注意すること。
【著作権フリーの場合】
○著作権フリーでWEBサイトからダウンロードできる楽譜を使用している場合は、ダウンロードサイトを記載した確認書を出演合唱団受付の際に提示する。確認書の用紙は説明会で配布する。
(2) 正規の楽譜を使用せず大会に参加しようとしたことが明らかになった場合は、出演停止、表彰対象外あるいは受賞取消とする。
5 伴奏
(1) 伴奏の有無および種類は自由とする。
(2) 主催者側はピアノ1台(ピッチA=442Hz)を用意する。内部奏法などの特殊奏法は不可とする。
(3) 曲間でのピアノの蓋の開閉がある場合は主催者が行う。
(4) ピアノ以外の楽器が必要な場合は出場者側で用意しなければならない。
6 出演順
(1) 申込みの際に出演希望日を選択すること。ただし、主催者で出演日の調整をする場合がある。
(2) 各日の出演順は、説明会で抽選によって決定することとする。
(3) 抽選方法は、説明会当日に発表する。
(4) 出演時刻の希望は原則として受け付けない。
出演当日はどの時間帯でも出演できるよう、スケジュールの調整をしておくこと。
※ 出演にあたっての拘束時間は集合から演奏終了・解散まで、約70分を予定。
(5) 大会当日、演奏開始予定時刻に遅刻した場合は出場停止、あるいは表彰対象外とする。
7 参加料等
(1) 参加料は参加要項に記載する。
(2) 参加料は申し込みと同時に納入すること。一旦納入した参加料は原則として払い戻さない。
(3) やむを得ない事情で本大会が開催出来なくなった場合それまでに発生した費用を差し引いて参加料を返還する。
8 経費
参加に要する経費は出場団体の負担とする。
9表彰
(1) 表彰は講評者・推薦委員の合議により行う。
(2) 表彰は次の通りに行う。
【東京支部大会賞】
全ての出場団体の中から音楽性・創造性・独自性・楽しさ等を総合的に判断し、講評者・推薦委員の合議により選定した団体(全団体の1/3程度)。
賞の数は説明会にて発表する。
【マーガレット賞】
上記受賞団体の他に、講評者・推薦委員の印象に残る演奏をした団体(各日講評者・推薦委員と同数)。全国大会への出場資格のない団体および、全国大会への出場意志のない団体も表彰の対象となる。表彰は各日の演奏終了後に行う。
大会開催中および終了直後に講評者・推薦委員に演奏についての意見を求めることはご遠慮ください。
10 全国大会推薦
(1) 全国大会出場資格
東京支部大会に6名以上(指揮者・伴奏者・譜めくり者を除く)で出演し、全国大会出場の意志がある団体(東京支部代表になった場合、8名以上及び2日間のどちらでも参加出来るように調整しておくこと)
前回開催の全国大会に出場した団体は今大会の全国大会出場の資格がないものとする。
(2) 推薦団体数
全国大会への推薦団体数は、次のとおりとする。
都大会参加団体数 | 全国大会推薦数 | (内)抽選で決める数 | (内)持ち点で決める数 |
31団体~45団体 | 4 | 3 | 1 |
46団体~60団体 | 5 | 4 | 1 |
61団体~75団体 | 6 | 5 | 1 |
76団体~90団体 | 7 | 6 | 1 |
(3) 抽選による推薦
東京支部大会賞を受賞した団体の中で全国大会への出場資格を有する団体の中から、最終日の表彰式終了後に抽選を行い、東京支部代表を選ぶものとする。
このとき、不参加の場合は出場辞退とみなす。
(4) 持ち点制による推薦
ア 参加団体の持ち点は次のように定める。
東京支部大会に参加する毎 1点
東京支部大会賞を受賞した場合 上記に加え1点加算
ただし、第5回大会以降、全国大会に出場した場合及び東京都合唱連盟から退会した場合はその時点でそれまでの持ち点を「ゼロ」とし、翌年から改めて計算する。
イ 持ち点制は、現行の制度を始めた第5回大会から計算する。
ウ (3)の抽選で選ばれた団体を除き、前回までの持ち点の最も多い団体を1団体東京支部代表として推薦する。
持ち点が同じ団体が複数ある場合は全国大会出場回数の少ない方を優先する。
さらに、全国大会出場回数も同じ場合は、該当団体間で抽選して決定する。
11 参加申込
(1) 出場希望団体は申込書に記入の上、参加要項記載の方法で申し込みを行う。
(2) プログラムに記載する内容は申込書に沿って実行委員会が決定する。
12 講評・選考委員用楽譜
(1) 講評・選考委員用と会場での展示用として、第4項の規定に合致する演奏曲の楽譜6部を出場当日の団体受付時に提出する。
提出する楽譜は市販されているものを原則とする。書き込みがあっても差し支えないが見やすいものを提出するよう配慮すること。
(2) 講評・選考委員は提出された楽譜に基づいて審査を行う。
(3) 選考用楽譜は出演当日の演奏終了後に返却する。なお、確実に返却するために楽譜の表紙(ピースの場合は1ページ目)に団体名を明記すること。
13 撮影・録音
(1) 大会会場客席での指定業者以外の写真撮影、ビデオ撮影、録音は肖像権や著作権の侵害となり、また演奏、審査の妨げになるので禁止する。
(2) 誘導経路で独自に写真・ビデオ撮影等を希望する場合は必ず事前に目的を明らかにして東京都合唱連盟の許可を得ること。許可を得ていても演奏、運営に支障が生じると判断した場合には撮影等の中止を求める。
(3) 全出場団体の演奏を指定業者が録音・録画し、各団体の演奏を収録したCDを贈呈する。
(4) 大会の写真、音声、映像を次のように使用することがある。
○指定業者による各団体別および複数団体の演奏を収録したCD・DVDの販売
○指定業者等の撮影した写真の合唱連盟出版物、ウェブサイト等への掲載
○主催者としての音声・映像のネット配信
このような使用が合唱団として問題がある場合は参加申込書に記載して販売、掲載、配信等の除外を求めることができる。
14 その他
自己が、現在、暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者を含む)、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団及びこれらに準じる者は参加できない。
附則 この規程は令和3年3月10日から施行する。
この規程は令和5年2月6日に改訂し、同日から施行する。
この規程は令和5 年12 月11 日に改定し、同日から施行する。